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◆アデンギルドオークション◆ 雲国テレビが語る、イベント開催までの道のり
アデンギルドオークションで行った準備のすべてについて、雲国テレビ記者がレポートします。
アデンギルドには、リネージュで開催されているイベントに対して、ずっと考えていることがありました。
それは、『ユーザーでも、公式イベント並のことをやってみたい』という想いでした。
そして、『それを成すためには、どうすればいいだろうか』という疑問でした。
しかし、同時進行していた他の企画(新春歌会や画伯特集)を一人で担当していて手一杯となっていたため、
何も準備が整わないまま、1月2月が経過してしまいました。
ようやく3月になり余裕が出てきたため、企画段階だったイメージを、少しずつ形にしていく作業に取りかかりました。
※この部分は、かなり理詰めで行っています
そもそも、公式イベントには、大きく分けて2つのパターンがあります。
1つが、季節に合わせた内容のモンスターやアイテムやマップなどが登場し、全ワールドで同時開催される
『時節型の連続イベント』。
現在行われている「スプリング・エフェメラル」など、多くのイベントがこれに相当します。
そしてもう1つが、季節に関係なくテーマが設定され、1ワールドずつ開催される『突発型の一発イベント』。
あまり数は多くありませんが、「龍召喚イベント」や「市川姫奪還イベント」などが、これに相当します。
僕は、この両方に相当するイベントをやってみたいと考えていました。
まず、全ワールドで同時開催される季節感のあるイベントとして、『新春歌会イベント』を2週間にわたり開催しました。
毎日告知し、集計し、掲載するのは簡単ではありませんでしたが、結果は上々。
当初想定していたよりも応募数も多く、内容も充実しており、とても好評をいただくことができました。
一方、突発型の一発イベントとして用意していたのが、この『アデンギルドオークション』でした。
今回は、その活動内容を、裏話として紹介してみたいと思います。
大型イベントの開催を考えてらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください^^
◆第一段階 〜企画と提案〜
◆第二段階 〜イメージの具現化〜
アデンギルドオークションの企画を考え始めたのは、2006年の11月でした。
まずは簡単な企画書を作ってみて、具体的な検討に入りました。
記者会議でユーザーイベントとして提案したところ、他記者から寄せられた意見も概ね好評。
この時点では、『全6サーバーを毎週巡業して1ヵ月半で完結させる』という意欲的な強行イベントとして、
1月下旬の開催を計画しました。
この段階になると、イベント内容も随分と具体的になってきたため、TiTiっぼ記者にイベント内容について説明し、
開催サーバーの検討を開始しました。
活動キャラレベルや、影響力などを含めて相談した結果、雲国テレビのホームサーバーであるベガサーバーか、
TiTiっぼ記者のホームサーバーであるアークトゥルスサーバーを、候補に絞りました。
さらに相談した結果、反王セットを持つTiTiっぼ記者にオークショニア(司会)を担当してもらうよう依頼し、
自動的にアークトゥルスサーバーでの開催が決定しました。
@オークションの手順決定
まずは、どのような手順でイベントが進行するかを考えました。
実際に進行手順を書き出して確認してみると、
・「オークション会場にお客さんを動員」
・「オークションのルールを説明」
・「事前に集めた品物を出品」
・「オークション開始」
・「落札後の取引」
という、5つの手順が必要なことがわかりました。
また、実際のオークションについても調べた結果、会場の雰囲気を左右するオークショニア(司会)の存在が
最も重要だということが判明しました。
Aオークションの担当振り分け
具体的な進行手順が判明したところで、次にそれぞれを何人で行うかを考えました。
その結果は、次の通りです。
・オークション会場にお客さんを動員(告知担当):最低1名
・オークションのルールを説明(説明担当):HPを利用すれば最低0名
・事前に集めた品物を出品(出品担当):最低1名
・オークション開始(司会担当):最低1名
・落札後の取引(取引担当):最低1名
まず、「告知担当」と「説明担当」は、イベント当日ではなく事前準備に相当する部分のため、重複が可能です。
一方、「出品担当」と「司会担当」と「取引担当」は、イベント当日の担当であり、重複が難しくなります。
無理をすれば、「出品担当」と「取引担当」は兼ねることができそうですが、「司会担当」は会場の雰囲気作りに
専念する必要があるため、忙しいために他担当との重複は困難と予想しました。
よって、イベント開催には最低でも2名が必要であり、3名を確保できればスムーズな進行を行えるということが
わかりました。
B開催サーバーの検討
◆第三段階 〜告知と募集〜
開催サーバーが決定したので、ここからはリネージュワールド内での作業が始まりました。
まず、必要になるのが告知です。
アデンギルドとしては、5つの告知方法を用意しました。
ただ、掲示板と全体チャットでの告知は、時間を選ばずに気軽に行える半面、熱心さまでは伝わりません。
そこで、反王変身したTiTiっぼ記者と共にギランクロスに立ち、ギラン倉庫を利用するプレイヤーに呼びかけました。
当初は、「何のイベントをやるのですか?」という質問こそ目立ちましたが、やがて反応が薄くなりました。
でも、これは自分達の告知活動が成功している表れでした。
十分にイベントを把握してもらい、既存の状態を作れたからこそ、周囲の反応が鈍くなったと解釈し、ここからは
積極的に出品アイテムを募集しました。
また、TiTiっぼ記者はレベル67達成直前であったため、自分の狩場に篭もりがちでしたが、それを逆手に取って、
同じ狩場に通う高レベルプレイヤーに交渉することで、出品アイテムを独自に集めてくれました。
その結果、イベント前日までに18品の出品アイテムを集めることができました。
@公式によるユーザー主催イベント紹介サービスの利用
公式HPによる告知と、GMによるワールド内アナウンスは、注目度が高く非常に魅力的です。
まずはこのサービスの利用から始めました。
イベント内容について紹介した文章を作成し、該当ページに掲載してもらいました。
Aアデンギルドでのイベント告知ページの作成
公式HPでは文章しか掲載できないため、一般的でないイベントの場合は、イメージが沸きにくくなります。
そこで、アデンギルドにイベント告知ページを作成し、具体的な案内をすることにしました。
記事内では、TiTiっぼ記者に反王変身をしてもらい、オークションの雰囲気を再現することで、
当日のイベント会場のイメージをわかりやすく伝えることを意識しました。
この部分までで、告知の基本部分は完了です。
公式HPとアデンギルドの観覧数を考えれば、このまま受身で待っているだけでも、アークトゥルスプレイヤーの過半数は
イベントを認識する(来るか来ないかは別として)と予想しました。
ただ、これだけでは来場者は増えるものの、出品アイテムが集まりません。
そこで、出品アイテムを集めるため、より積極的な告知活動を行いました。
B掲示板での告知
C全体チャットでの告知
D街中(ギランクロス)での告知
まずは、掲示板での告知を行いました。
各地の掲示板を調査した結果、アークトゥルスサーバーでは、ギラン掲示板とオーレン掲示板の利用者が多い
ことがわかりました。
この2つの掲示板に毎日のように書き込みを行い、イベントの紹介をしつつ出品アイテムを集めました。
次に、全体チャットでの告知を行いました。
上記の2つの掲示板を利用しないプレイヤーを補完するべく、毎日1〜2回を目安にして、僕とTiTiっぼ記者で
代わるがわる告知を行いました。
◆第四段階 〜オリジナリティとハプニング要素の追求〜
また、オークションが抱える問題の一つに、「自分の興味のないアイテムが出品された場合」を想定しました。
出品されたアイテムが自分のキャラクターとは無縁のアイテムであったり、自分の資産力とかけ離れた相場の場合、
参加者のモチベーションは一気に低下してしまいます。
そのための『ギャンブル性』や『1aショップ』でしたが、こちらはハプニング性の要因としても機能しているため、
毎回確実に行われるわけではありません。
『なにか暇つぶしの手段として常駐させることはできないか』について考えた結果、オークション会場の近くで
フリーマーケットを開催してもらうことにしました。
「オークション」と「フリーマーケット」ならば、アイテムを得るという趣旨は同じうえに、自分の好きな時間に
個人商店を眺めることができるので、少し時間が空いた場合にはピッタリです。
オークション会場から少し離れた場所に設置して、イベント進行の邪魔にならないように配慮しつつ、
フリーマーケットの参加も呼びかけて賑やかさを演出しました。
イベントの準備を整えつつ、続いて僕が意識したこと。
それは、オリジナリティとハプニング要素でした。
オークションをイベントとして開催するのは楽しげですが、それだけでは特別なものがありません。
トレードチャットの延長線でしかないのです。
特別なものがなければ、そこへ出向く人は減りますし、せっかく来場してくれた人もすぐ帰ってしまいます。
どうすれば、「やって来たお客さんを飽きさせずに済むか」について、
頭を悩ませました。
まず、僕が考えたのは、全てのアイテムを1aに設定し、観客に紛れ込んで
ゲリラ的にそれを個人商店で販売する、『1aショップ』の開催です。
これは既に行われている手法ですが、「何が起こるかわからない」という
ハプニング要素が十分に見込めるため、来場者の滞在時間は
確実に伸ばせると考えました。
しかしながら、『1aショップ』はあくまでもオマケのハプニングであり、決してメインではありません。
メインであるオークションの部分で、オリジナリティとハプニング要素を追求するべく、ひとり知恵を搾りました。
その結果、オークションに『ギャンブル性』を持ち込むことにしました。
そもそも、競売という「競争心理が生み出すドキドキ感」こそが、
オークションの醍醐味であるはずです。
さらに「いくらの値がつくか誰も予想しにくい」という不確定さが、
オークションの魅力です。
そのオークションに、『ジャンケンで司会に勝てばタダ』や、
『落札アイテムの個数はサイコロで決める』という設定を行い、
ギャンブル性をさらに導入すれば、互いの相乗効果によって、よりエキサイティングな雰囲気が作れます。
また、アデンギルドらしい個性も出ると考えました。
最終的には、ギャンブル性の高い出品アイテムを適度に分散させた出品リストを作成することで、
会場のモチベーションを保つように心がけました。


【GM】Ryumka:
雲国テレビ:
【GM】Ryumka:
雲国テレビ:
【GM】Ryumka:
雲国テレビ:
【GM】Ryumka:
雲国テレビ:
【GM】Ryumka:
雲国テレビ:
【GM】Ryumka:
イベントレポートについては、TiTiっぼ記者がまとめておりますので、コチラをご覧ください。
そして、その会場に、オークショニアのTiTiっぽ記者の声が、高らかに響き渡りました。
はい、こちらこそありがとうございました^^
ホントに感謝しています。頑張って盛り上げます!
それでは失礼いたします。
『お待たせしましたー!!アク鯖の皆様!!』
どうもありがとうございます^^
ぜひぜひ、よろしくお願いします^^
それでは他のワールドにてもアナウンスを行わせていただきます。
引き続き他の希望時につきましても、可能な限りアナウンスを行いたいと考えておりますが、
ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承くださいますよう、お願いいたします。
よろしくお願いします^^
こんばんは、リネージュサービスチームです。
ユーザー様が主催されるイベントのご案内です。
「雲国テレビ」さん主催のイベント『アデンギルドオークション』が本日21時よりグルーディン市場にて
開催されますので、ご参加されてみてはいかがでしょうか。
詳細につきましては、リネージュ公式サイトユーザー主催イベント一覧をご覧ください。
こちらこそいつもありがとうございます。
いつもお世話になってます^^
では、これよりアナウンスを行います。
んもう、バッチリでーす^^
こんばんは。
この度は「ユーザー主催イベントご紹介サービス」に申し込みいただきまして、ありがとうございます。
これよりイベントのご紹介アナウンスを行いたいと思いますが、ご都合は宜しいでしょうか?
全ての準備を終え、20時を少し過ぎた頃、【GM】Ryumka氏からWISが届きました。
そして当日───。
全員が揃える時間は限られていたため、詳細部分はTiTiっぼ記者と詰めました。
余談や雑談も多く混じりましたが、イベント3日前からは、ほぼ徹夜で意見交換をしました。
しかしそれは、意見交換という名の愚痴だったのかも知れません。
『なんとしても成功させねばならない』というプレッシャーを感じる中、適度なガス抜きを行い、僕が納得するまで
話に付き合ってくれたことは、とても大きな意味合いを持ちました。
◆第七段階 〜イベント前夜〜
『気楽さ』と『真剣さ』のどの部分で線引きするか、スタッフにどのような配慮をするかについても悩みました。
結果的に、『自分達がやろうとしていることの意味』を明確化することで、イベントに関わるスタッフの
モチベーションを上げました。
この段階までで、イベントの準備としてやるべきことはなくなりました。
恐らく、ここまですれば対策としては万全であり、ほぼ間違いなく成功すると感じていました。
ただ、イベントのための手配は済んだものの、自分達スタッフのための配慮ができていませんでした。
イベントを作り上げるのは、企画案ではなくて、やはり人です。
確実性と成功率を高めるために準備を整えてきましたが、あまりガチガチにやってしまうと、スタッフとしては
「厳しいだけで、楽しくない」という気持ちにもなりかねません。
とはいえ、イベント経験のない人に『適当にやってくれていいよ』と言えるはずもありません。
◆第六段階 〜スタッフへの配慮〜
人員が整い、リハーサルを行うにあたり、最も重要視したのが「トラブルの回避」と「時間感覚の育成」でした。
意図する意図しないに関わらず、イベントの妨害と感じる行為は、どうしても発生します。
また、スタッフが自分のペースでのんびりと進行していると、どうしても遅れが出てしまいます。
僕以外の5名のスタッフは、イベント開催に関わること自体が初めてだったので、「トラブル対処」と「時間感覚」を
できる限りリハーサルで体感してもらうことにしました。
また、当日の混乱を防ぐために、それぞれの役割分担と進行手順を記した手引きを作成したうえで配布し、
できる限りリスクを抑えました。
ここまで準備が整えば、既にイメージは固まったも同然。
あとは、本番を意識したリハーサルを行い、かなり細かい部分を詰めていくだけです。
この段階で、ごぜんぜうな記者と櫻涼記者が手伝ってくれることになり、それぞれ「出品担当」と「取引担当」に
なってもらいました。
また、TiTiっぼ記者が運営しているSnugNA血盟にお願いしたところ、2名の方に『1aショップ』を手伝ってもらえる
ことになりました。
◆第五段階 〜練習と対策〜

